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妊娠3ヶ月(妊娠8~11週)はつわりが一番つらい時期。
無理をせず、上手に乗り切るためのポイントを
知っておきましょう。また赤ちゃんは
8週目から「胎芽」ではなく「胎児」と呼ばれるように。
だんだん人間らしい体つきになり、
エコー写真を見るのも楽しみになってきますよ。
妊娠3ヶ月(妊娠8週、9週、10週、11週)の
胎児と母体の状態について、ご紹介します。
香川医科大学卒業。大阪警察病院、大阪府立母子保健総合医療センター等を経て、大阪大学医学部博士課程修了。現在は泉州広域母子医療センター長、りんくう総合医療センター産婦人科部長。産科医にしてジャズピアニストでもあり、産婦人科を舞台とした漫画『コウノドリ』(講談社)の主人公のモデルにもなった医師。
妊娠3ヶ月(妊娠8週、9週、10週、11週)頃、ママは「つわり」のピークに。症状には個人差がありますが、食事がほとんど取れない人もいるでしょう。赤ちゃんに栄養が届いているか心配になるかもしれませんが、「赤ちゃんはお弁当箱を持ってお腹にやってくる」といわれ、胎盤が完成するまでは受精卵から分化した卵黄嚢(らんおうのう)から栄養をもらっています。この時期は栄養をあまり気にしすぎず、食べられるものを食べていればOK。ほとんど食べられなくても、水分をしっかり摂って、尿がきちんと出ていればひとまず大丈夫です。また体調がつらいときは無理をせず、できる限り休みながら過ごすといいでしょう。仕事をしているママは、仕事がきつい場合は早めに職場の上司に相談を。
アカチャンホンポのアンケートでは、つわりがあった人は76%。つわりの種類では食べつわり、吐きつわり、ニオイつわりが多いという結果になりました。乗り切り方としては、とにかく「寝た」という人が1位に。つらいときは無理せず休むのが一番ですね。また「食べていないと気持ち悪い」食べつわりや、たくさん食べると気持ちが悪いときの対策としては、「ちょこちょこ食べ」が有効なようです。
対処法が見つけられず、とにかく耐えたという声も多数いらっしゃいました。少数派では、辛いものを食べてみた、ハミガキをして口の中をさっぱりさせた、仕事に集中したといった意見もありました。先輩ママたちの声を参考に、ぜひ、自分に合った乗り切り方を見つけ出してください。
詳しくはコチラ妊娠3ヶ月になると、子宮はグレープフルーツほどの大きさになります。でも見た目にはまだお腹はほとんど目立たず、体重も妊娠前と変化がありません。
赤ちゃんの大きさは、身長約4~6cm(頭殿長=頭からお尻までの長さ)、体重約10~20g。ミニトマト1個分ぐらいに成長しています。
妊娠8週目から、お腹の赤ちゃんは「胎芽」から「胎児」という呼び方に変わります。えらやしっぽがなくなり、背骨が発達し、頭と胴体がはっきり分かれて3頭身になります。目、鼻、口、耳などのパーツもできあがるため、より人間らしい顔つきに。手足の指も識別できるようになり、お腹の中で跳び上がるように動いたり手足を動かしたりするようになります。また妊娠11週の終わり頃までに、心臓や脳、肺、肝臓や腎臓などすべての内臓の基礎もできあがります。
つわりが重くて吐いてしまうときに心配なのが脱水症状。水分補給は水でなくてもいいので、炭酸飲料、野菜スープ、氷やアイスキャンディなど口にできる水分を探して摂るようにしましょう。この時期は便秘にもなりやすいので、便秘解消のためにも水分はしっかり摂るのがおすすめです。また妊娠初期は貧血にもなりやすく、改善のためには鉄分の多い食品とビタミンCを一緒に摂るのが効果的。さらにホルモンバランスが急激に変化する妊娠初期は、情緒不安定になることも多いので、つらいときはパパや友達に話を聞いてもらうなどしてストレスをためこまないよう気をつけましょう。
産前にマタニティブルーになったことがあるか先輩ママに聞いたところ、約4割の人が「あった」と回答。症状は常に緊張感があったり、イライラしたり、悲しくなったり。解消法は誰かに話したり、気分転換をしたりした方が多いようです。気分が落ち込んだときは一人で抱え込まず、人に話したり相談したりして、早めに周りの人からサポートしてもらうようにしましょう。
涙が出る時は、とにかく泣く。先輩ママに不安や悩みを相談して、話を聞いてもらったり、アドバイスをもらったりしました。他には、気分転換に、ショッピングをしたり、ベビー小物を作ったり。
エコー写真を見たり、同じような思いをしている人のSNSを見て共感。自分だけではないから大丈夫、と自分に言い聞かせて、好きなことをしたり、子ども服を見に行ったりしました。
SNSのマタニティ用に作ったアカウントに投稿して励ましてもらったり、共感してもらえたことで落ち着きました。
産婦人科の超音波検査で心拍の確認ができ、正式に妊娠が確定したら、まずはママ・パパ双方の親に報告しましょう。仕事をしているママは、職場の直属の上司にも早めに報告するのがおすすめ。つわりで体調が悪いときなどは、上司に相談して無理をしないようにしましょう。男女雇用機会均等法では「母性健康管理の措置」が事業主に義務付けられており、時差出勤や時短勤務、仕事量の軽減などの対応をしてもらうことが可能です。また里帰り出産を考えているなら、妊娠初期のうちに里帰り先の病産院を探して。早々に予約がいっぱいになってしまうケースもあるので、早めに分娩予約を取っておくことが大切です。
ママはつわりでつらい時期。体調が悪いと、妊娠前はなんでもなかった家事をするのも大変になります。ママがつらそうにしていたら、パパは積極的に家事を担当しましょう。食器洗いやお風呂掃除など、自分ができそうなことをするほか、どんなことをしてほしいか直接ママに聞き、その家事を代わってあげるのもいいでしょう。また、妊娠初期は不安なことも多いので、早めに帰宅するだけでもママは安心して気持ちが楽になります。
さらに妊娠が確定すると、産む場所選びから出生前診断、分娩方式はどうするかなど、決めなければならないこともたくさん出てきます。ママに任せっきりにせず、夫婦でじっくり話し合う時間を大切に。安全なお産や子供の未来のため、2人で一生懸命考えることでママの不安も解消されていきます。
社内試験に合格し、接客のスペシャリストとして認定されたスタッフです。必要なもののリストアップや、商品の詳しい説明など、お客様のライフスタイルにあったアイテム探しをサポートします。