妊娠超初期症状
妊娠兆候は?

妊娠超初期症状
チェックリスト

産婦人科医
荻田和秀 先生 監修

 

「いつもとなんだか体調が違う…
もしかして、妊娠かも?
気づきにくい妊娠超初期に現れがちな兆候症状
知っておきたいこと、気をつけたいことなど
医師監修のもとご紹介します。

監修いただいた先生のご紹介

大阪大学医学部博士課程修了 泉州広域母子医療センター長 りんくう総合医療センター産婦人科部長の荻田和秀先生

PROFILE

監修 荻田和秀 先生

香川医科大学卒業。大阪警察病院、大阪府立母子保健総合医療センター等を経て、大阪大学医学部博士課程修了。現在は泉州広域母子医療センター長、りんくう総合医療センター産婦人科部長。産科医にしてジャズピアニストでもあり、産婦人科を舞台とした漫画『コウノドリ』(講談社)の主人公のモデルにもなった医師。

「妊娠初期」と
「妊娠超初期」って
どう違うの?

超妊娠初期ページのタイトル画像
「妊娠超初期」は0〜3週まで「妊娠初期」は1〜4ヵ月まで

妊娠1~4ヵ月までを「妊娠初期」と呼びますが、その中でも妊娠0週(妊娠前の最後の生理の初日)から3週頃までを「妊娠超初期」と分けて呼ぶことがあります。妊娠超初期は妊娠検査薬でもまだ正しい反応が出ない時期ですが、人によってはちょっとした症状や体調の変化で妊娠の兆候に気づくことも。また妊娠を希望する人、可能性がある人はこの「超初期」の間から暮らしに気をつける必要があります。

妊娠超初期症状の
チェックポイント
~これって妊娠の症状?~

超妊娠初期ページのタイトル画像
生理の遅れ、吐き気、眠気、食欲、めまい、熱…これって妊娠の症状?のイメージ

月経が遅れたり、いつもと体調が違ったりすると「妊娠の兆候かも?」と気になりますね。一番わかりやすいのは月経が来ないことやいわゆる「つわり」の吐き気ですが、こうした兆候よりもっと前に微妙な症状で妊娠に気づく人も。下記のリストに当てはまるものがあったら、妊娠のサインかもしれません。

兆候 - 01

おりものの量が増えた、色が変わった

おりものはエストロゲンというホルモンの分泌量に合わせて量が変化し、排卵期が最も多く、黄体期には減少します。そして妊娠するとエストロゲンの分泌が増えるため、おりものの量も増加しやすくなります。また妊娠初期はおりものがいつもより水っぽくサラッとした状態になったり、半透明だった色が乳白色や黄色っぽく変化したり、酸っぱいようなニオイがすることもあります。ただ、この変化には個人差があり、妊娠してもおりものの量が変わらない、減ったという人、状態もむしろ粘りの強いものになったという人もいます。

妊娠超初期の“おりもの”の特徴は?
兆候 - 02

少量の出血

受精卵が子宮内に着床する際に子宮内膜が傷つくと、「着床出血」が起こることがあります。生理予定日前後に少量の出血が1~3日ほど続いたら、この着床出血かもしれません。量は生理よりも少ないことが多いですが、中にはいつもの生理と同じぐらい出血量があったという人も。色も人によって薄かったり、茶色っぽかったり、鮮血色だったり、さまざまです。この出血はすべての人に起こるわけではなく、確率としては4人に1人程度といわれています。

兆候 - 03

腹痛・下腹部痛・お腹が張る

妊娠すると、子宮は収縮を繰り返しながら大きくなっていきます。そのとき、お腹がギューーッとなる生理痛に似た痛みを感じることがあります。また子宮が大きくなる際、それを支えるじん帯が引っ張られることによっても痛みが起こります。この場合は体をひねる動きをしたときに、ピリッと引きつるような痛みを感じることが多いようです。さらに妊娠初期は胃腸の動きも弱まるため、腹部の膨満感があったり、便秘によって下腹部が痛むことも。いずれの痛みでも、安静にしても症状が治まらなかったり、冷や汗が出るほどひどく痛んだり、出血がある場合は病院で相談しましょう。

兆候 - 04

つねに眠い、昼間に眠くなる

「最近、眠くてたまらない」と思っていたら妊娠していたという人も。妊娠初期には体温を上げ、妊娠を継続させる働きのあるプロゲステロンというホルモンが増えます。このプロゲステロンは眠気を強くする働きもあるため、妊娠すると日中にボーッとしたり、眠気が増すという兆候が表れることがあります。睡眠不足でもないのに、いつも眠いなら、妊娠のサインかもしれません。

「つねに眠い、昼間に眠くなる」「食欲がなくなった、食欲がありすぎる」イメージ
兆候 - 05

食欲がなくなった、食欲がありすぎる

妊娠初期は胃腸の動きが鈍くなり、消化不良を起こしやすくなって食欲不振になることがあります。食欲がないときは無理せずゆっくり食べたり、水分をしっかり摂ることを意識しましょう。逆に食欲が旺盛になる場合は、食べすぎると体重が過剰に増加してしまうので、気分転換に散歩などをして調整を。また食べたいものや苦手なものなど、食べものの好みが変化する人もいます。「最近、妙に同じものばかりが食べたくなる」という人は、妊娠の兆候かも。

兆候 - 06

においに敏感になった

においのきついものが食べられなくなったり、特定のにおいで気分が悪くなったり、というのも妊娠初期によくある症状。妊娠すると今まで平気だったにおいがダメになるなど、ちょっとしたにおいに過敏に反応するようになることがあります。苦手になるにおいの代表的なものは、ご飯の炊けるにおい、煮物、スーパーの総菜、魚介類、コーヒー、たばこのにおいなど。シャンプーや香水など妊娠前は「いいにおい」だったものがダメになることもあります。

兆候 - 07

めまいやふらつき

妊娠初期は貧血や自律神経の乱れ、低血圧などでめまいや立ちくらみといった症状が起こることがよくあります。ただし、めまいの症状が長く続いたり、目のかすみや頭痛・腹痛を伴うようなめまいが起こる場合は医師に診てもらうのがおすすめです。

兆候 - 08

なんだか熱っぽい

女性の体温は月経の周期によって低温期と高温期の2つに分かれます。妊娠初期はこの高温期が続くため、「熱っぽいな」「風邪かな」と感じることがあります。またほてった体を冷やすため、汗をかきやすくなることも。この微熱の症状は妊娠中期になると落ち着きます。

「なんだか熱っぽい」「お腹が張る」イメージ
兆候 - 09

わけもなくイライラする、気分が落ち込む

妊娠初期にはホルモンバランスが急激に変化するので、精神的に不安定な状態に。感情のコントロールがしにくくなり、妊娠前は気にならなかったささいなことでイライラしたり、気分が落ち込みやすくなる人もいます。妊娠中期になると体の変化にも慣れ、気持ちが安定してくるようになります。

兆候 - 10

便秘がち

妊娠するとプロゲステロンというホルモンが増加することで、消化管の収縮が抑制され、筋肉がゆるんで腸の働きが低下します。また、食べられるものが妊娠前と変わって食事が偏ったり、食欲不振で食事量が減ってしまうことも。こうした原因から妊娠初期は便秘になりやすくなります。便やガスが腸にたまることで腹痛を感じることもあります。

兆候 - 11

胸が張る、乳頭がチクチクする

妊娠初期は女性ホルモンの分泌が多くなることで、生理前と同じような胸の張りを感じたり、乳頭に違和感があったり、乳頭がインナーや洋服に触れたりすると痛みを感じたりすることも。ホルモンの変化に慣れてくると、この症状は治まることが多いようです。

妊娠超初期に
気をつけることは?

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妊娠超初期に気をつけることは?のイメージ

妊娠超初期~初期は、中枢神経(脳など)や心臓など、赤ちゃんの体の重要な器官が形成されていく大事な時期。この時期は気をつけるべきことがたくさんあります。はっきり妊娠がわかっていなくても、妊娠を希望する人、妊娠の可能性がある人も体調管理や生活習慣に気をつけましょう。

たばこをやめる

たばこに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があるため、胎児に栄養や酸素が十分に届かなくなってしまいます。また喫煙には「流産率が2倍になる」「早産率が1.5倍になる」「低出生体重児になる」など深刻なリスクがあります。妊娠の可能性がある場合は必ず禁煙してください。ママ自身の喫煙はもちろん受動喫煙も危険ですので、パパも積極的に協力を。

アルコールをやめる

飲酒は赤ちゃんの脳の発育を阻害する「胎児性アルコール症候群」のリスクを高めることに。また妊娠中は少量の飲酒でも気分が悪くなりやすいので、ママ自身のストレスにもなります。お酒はやめて、ノンアルコール飲料に切り替えましょう。必ず「アルコール0.00%」という表示を確認して商品を選んでください。

カフェインを控える

妊娠中はコーヒー、紅茶、緑茶などに含まれるカフェインを分解、排泄するのに時間がかかり、摂りすぎると貧血気味になります。またカフェインは胎盤を通過し胎児に移行。このため過剰摂取は胎盤への影響や、出産時の低体重などのリスクがあるといわれています。カフェインレスのコーヒーや紅茶などを利用しましょう。

激しい運動は控える

妊娠超初期~初期は流産しやすいので、ランニングなど心拍数が上がるような強度の運動は避けましょう。またお腹が圧迫されたり、転倒の危険性があるスポーツも避けて。妊娠中の運動は、軽いウォーキングや、マタニティ用のエクササイズがおすすめです。

薬の服用は医師に相談する

妊娠中に薬を服用すると、胎児に影響が出ることがあります。自己判断で勝手に服用しないよう気をつけましょう。市販薬を服用したい時もまずは医師に相談を。産婦人科以外で薬を処方してもらう時も、必ず妊娠中であることを伝えてください。

「薬の服用は医師に相談する」イメージ

風邪やインフルエンザなどの
感染症に注意

妊娠中は免疫力が下がるため、風邪やインフルエンザをはじめ、感染症にかかりやすくなります。また、妊娠前なら軽い症状で済んだような病気も重症化しやすいので注意が必要です。感染症の中にはおなかの赤ちゃんに影響を及ぼすものもあるので、普段以上に気をつけて予防を。インフルエンザワクチンも接種しましょう。

先輩ママに聞きました!「生活習慣、妊娠を機にやめたこと、始めたこと」

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葉酸
妊娠超初期妊娠前
から摂るべき?

超妊娠初期ページのタイトル画像

妊娠の可能性がある人、妊娠を希望する人がまず摂ってほしいのが葉酸。葉酸は赤ちゃんの先天性の障害である「神経管閉鎖障害」のリスクを減らすといわれ、できれば妊娠1ヵ月以上前から摂取したい栄養素です。というのも、赤ちゃんの神経系は妊娠初期から作られ、先天異常は妊娠7週間頃までに起きるからです。7週頃というとやっと妊娠がわかる頃なので、できれば妊活中から摂っておくことが大切。

ほかに妊娠超初期から
摂った方がいい栄養素は?

超妊娠初期ページのタイトル画像
葉酸のイメージイラスト

葉酸以外でなるべく積極的に摂りたいのが、妊娠中に不足しやすいビタミンB群。ビタミンB1は豚肉、そば、マダイなど、ビタミンB6はカツオやマグロ、サケなど、ビタミンB2はウナギやブリ、モロヘイヤなど、ビタミンB12はカキやアサリ、サバなど、ナイアシンはたらこやマグロ、鶏胸肉など、パントテン酸は鶏レバーや鶏ささみ肉、納豆などに多く含まれています。

さらに鉄分は、妊娠前の約3.1倍必要に。鉄分は血液の材料となり、不足すると貧血気味になります。鉄分を多く含む食品は、牛肉やアサリ、レバー、納豆、小松菜、ナッツ類、海藻類などです。これらを、鉄分の吸収率を高めるビタミンCと一緒に摂るといいでしょう。

ただし、妊娠による食欲の変化で体に必要な食材が思うように食べられないことも。そんな場合はサプリでもOKです。

妊婦に必要な栄養素、葉酸とは?

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検査薬を使うタイミングは?
産婦人科にはいつ行く?

超妊娠初期ページのタイトル画像
検査薬を使うタイミングは?産婦人科にはいつ行く?のイメージ

妊娠かな?と思ったら、まず市販の妊娠検査薬でチェックする人も多いでしょう。ただ、あまり使うのが早すぎると陽性反応が出ないことも。いろいろなタイプがありますが、一般的には月経予定日の1週間後あたりから使うことができます。

検査薬でもし陽性が出たら、早めに産婦人科へ行きましょう。検査薬は子宮外妊娠などの場合も陽性になるため、赤ちゃんの無事を確認するためにも受診が必要になります。

受診時には胎嚢や心拍がまだ確認できないこともあり、その場合は1~2週間後にもう一度診てもらうことになります。胎嚢・心拍が確認できる時期は人によってまちまちなので、あまり気にしすぎないようにしましょう。

POINT1

産婦人科に行く時の服装は?
何を持って行くの?

さっそく準備してみよう!
持ち物 健康保険証、基礎体温表(つけている場合)、現金(1万円ほど)、生理用ナプキン(内診後に少量の出血がある場合があるため)
メイク 顔色などで健康状態をチェックできるようナチュラルメイクが◎。
トップス 聴診器による診察がしやすいよう、前開きなどおなかを見せやすい服を着ていきましょう。採血や血圧測定をすることがあるので、袖がまくりやすいものがおすすめ。
ボトムス 内診で下着を脱いだり足を広げたりするので、スカートが便利。
シューズ 体重測定、内診など靴を脱ぐことが多いので、脱ぎ履きしやすいものを。転倒防止のためヒールは避けてください。
ネイル 爪で行う検査もあるので、ジェルネイルやネイルアートは×。

POINT2

初診ではどんなことを聞かれるの?

産婦人科では下のようなことを質問されることが多いので、前もって確認しておくのがおすすめです。

  • 最終月経開始日
  • 月経周期
  • 初潮の年齢
  • これまでにかかった大きな病気
  • 自分・家族の持病
  • 現在使用している薬、アレルギー反応の有無
  • 出産経験の有無
    (ある場合は経過や出産時のトラブルについて)
  • 流産・死産・人工妊娠中絶の有無
    (ある場合はその時期や経過について)
  • 不妊治療歴
  • など
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妊娠がわかったら
食事や生活習慣を見直そう

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妊娠している女性が食事しているイメージ

妊娠中はママのおなかで赤ちゃんを育てる大切な時期。食事や普段の生活に気を配って、体の調子を整えることが大切です。規則正しい生活は、免疫力を高めて、妊婦さんにとって大敵なウイルスに対しても抵抗力をつけることにつながります。

栄養バランスのとれた食事をとろう

主食+主菜+副菜がそろった献立を意識して。いろんな栄養素をたくさん摂ることがポイントです。間食は控えめにしましょう。

十分な睡眠をとり、疲れをためない

妊娠中は疲れやすくなっています。夜は早めに寝て睡眠をたっぷりとり、家事も頑張りすぎないようにし、長時間の立ち仕事もなるべく避けましょう。日中でも、疲れを感じたら少し横になるなど休息を。

からだを冷やさない

からだが冷えると血のめぐりが悪くなり、おなかが張りやすくなったり、便秘になるなどいろいろと影響が出てきます。靴下をはいたり、カーディガンを1枚羽織るなど工夫を。冬の寒い時期だけでなく、夏の冷房対策も忘れずに。

適度な運動習慣を

妊娠中に運動する際は、妊娠経過に問題がないことが前提です。無理せずできる範囲で、体を動かしましょう。軽い運動はストレス解消にもなります。※体調が悪いときや、運動中におなかが張ったらすぐにやめましょう。気になることがあったら、主治医に相談の上で、行いましょう。

コラム

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