妊娠5ヶ月に合わせて読みたい
胎教はいつから始める?
胎動を感じるようになると気になるのが「胎教」。
始めどきはいつなのか、
どんなことをすればいいのか、
先輩ママのアンケートも交えながらご紹介。
PICK UP CONTENTS
「妊娠中期」に入る妊娠5ヶ月。お腹が目立ち始め、ママの体もふっくら。母子の健康のために、体重管理に気をつけたい時期です。また赤ちゃんの体の機能もますます発達し、お腹の中で活発に動くようになるため、ママによってはこの時期から胎動を感じることも。妊娠5ヶ月(妊娠16週、17週、18週、19週)の胎児と母体の状態について、ご紹介します。
香川医科大学卒業。大阪警察病院、大阪府立母子保健総合医療センター等を経て、大阪大学医学部博士課程修了。現在は泉州広域母子医療センター長、りんくう総合医療センター産婦人科部長。産科医にしてジャズピアニストでもあり、産婦人科を舞台とした漫画『コウノドリ』(講談社)の主人公のモデルにもなった医師。
妊娠も5ヶ月になると妊娠中期に入り、つわりが治まったり胎盤が完成するため「安定期」と呼ばれたりしますが、無理は禁物。立ちくらみやむくみが起きやすく、乳房もお腹もより大きくなって腰痛になりやすくなります。また母乳づくりを促すホルモンが分泌されはじめ、乳腺が発達して母乳のようなものが少し出ることがあります。
そして妊娠18週頃になると、早い人なら胎動を感じることも。胎動を感じ始めたら、お腹をなでたり話しかけたりしてコミュニケーションを楽しみましょう。赤ちゃんとのふれあいは、ママのリラックスにもつながりますよ。
胎動を感じるようになると気になるのが「胎教」。
始めどきはいつなのか、
どんなことをすればいいのか、
先輩ママのアンケートも交えながらご紹介。
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妊娠5ヶ月になると、子宮は大人の頭ぐらいの大きさ(子宮底長約14~17cm)になります。お腹の赤ちゃんに栄養を送るため皮下脂肪を蓄えるようになり、ママの体は全体的にふっくらしてきます。
妊娠5ヶ月の頃の体重増加の目安は、妊娠前に比べて+2~3㎏と考えておきましょう。
赤ちゃんの大きさは妊娠19週末頃で身長約24cm、体重約240g。リンゴ1個ぐらいの重さになっています。
妊娠中期は初期に形成された体の各器官が発達し、きちんと働く機能が備わっていく時期。妊娠5ヶ月になると赤ちゃんの腕や脚ができあがり、骨格も筋肉も発達して関節が動かせるようになります。脳では運動機能中枢をつかさどる前頭葉が発達して手足も器用に動くようになり、親指と他の4本の指を別々に動かせるように。4頭身になり、手の爪や髪の毛、眉毛も生え始めます。また腎臓や膀胱もほぼ完成し、羊水を飲んだり、おしっこをしたりするようにもなります。
ママの体がますますふっくらとしてくる時期ですが、太りすぎると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクを高めてしまうので注意が必要。体重管理のためには食事に気をつけるとともに運動も取り入れましょう。無理はせず、体調のいいときにウォーキングやマタニティヨガ、スイミングなど、息が上がらず疲れない程度の運動を。掃除など家事で体を動かすのもおすすめです。またホルモンバランスの変化や子宮が大きくなることで、便秘や痔、腰痛などに悩まされることもあるので、ひどい場合は我慢せず医師に相談しましょう。
アカチャンホンポのアンケートでは、体重管理のために意識的に運動していた人は約半数で、妊娠5ヶ月からの妊娠中期から運動を始めた人が最も多いという結果が出ました。実践していた運動は、手軽で始めやすいウォーキングが一位でした。
無理はせず、体調をみながらできる範囲で。ウォーキングとまではいかなくても、ペットの散歩だったり、駅まで歩いたりするだけでもよいかもしれません。
詳しくはコチラ日本では妊娠5ヶ月目の最初の「戌の日」に神社にお参りし、腹帯を巻いて安産祈願をする習慣(※1)があります。「帯祝い」ともいわれ、多産なのにお産が軽い戌(犬)が安産の守り神とされてきたことから生まれたとか。腹帯は大きくなったお腹を支え、腰痛を防いでお腹を保温してくれるという実用性もあるので、お腹が重くなってきたら利用するのがおすすめです。妊娠5ヶ月目の「戌の日」は、下記からチェックしてみてください。
戌の日カレンダーはこちらからアカチャンホンポでは、肌ざわりやサポート感を触って比べられるようにサンプルをご用意しています。昔ながらのさらしタイプの腹帯や、締め付けにくくリラックス時におすすめの腹巻タイプの妊婦帯、しっかりサポートしてズレにくく働いている方におすすめのガードルタイプの妊婦帯などがあります。日常的に使う場合には、妊婦帯を使われる方が多いですが、しきたりを重んじる場合は、帯祝いの際には、さらしタイプの腹帯を使うのもよいでしょう。ぜひ、お店でも実際に触って、ご自分に合った腹帯(妊婦帯)を選んでください。
選び方など、わからないことなど
何でもマタニティアドバイザーに
ご相談ください。
また妊娠中期から後期にかけては両親学級が行われることが多いので、できれば夫婦で参加しましょう。歯科検診もまだであれば早めに受診を。妊娠で女性ホルモンが増加すると歯周病の原因となる細菌も増殖しやすくなり、口腔の自浄性も低下して歯肉炎などが起こりやすくなります。さらにお腹が大きくなってくると妊娠線ができやすくなるため、お腹にクリームやオイルを塗って保湿したり、マッサージするなどのケアで予防しましょう。
妊娠中期になってくると心配なのが、「妊娠線」。
なぜできてしまうのか、
どうすれば予防できるのか、
ケアやマッサージの方法などを詳しくご紹介。
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夕食は遅い時間になっても夫婦で一緒に食べる、という人も多いかもしれませんが、妊娠中は夕食が遅くなると血糖値が上がりやすくなったり、食べすぎたりするので避けた方が〇。パパはできれば早めに帰り、夕食も早めに食べられるようにしましょう。仕事を調整して帰宅を早められるようになると、出産後に家族の団らんの時間が取りやすくなりますよ。どうしても帰宅が遅くなってしまう場合は、ママに先に食べておいてもらうようにしましょう。また両親学級にも機会があれば、ぜひ参加を。ママの体の変化について理解したり、沐浴など育児の練習をしたり、夫婦二人で赤ちゃんを育てる準備をしましょう。最近は、動画配信で、妊婦さんや新米パパ向けに情報配信しているサイトも多数あります。そのような動画を時間のある時に視聴して勉強するのも手です。
アカチャンホンポのサイト「ダブルスラッシュ」では、助産師をチームに迎え、スマイルになる妊娠・出産・育児情報をお届けしています。助産師による妊娠出産に役立つ動画も多数配信していますので、ぜひお役立てください。
社内試験に合格し、接客のスペシャリストとして認定されたスタッフです。必要なもののリストアップや、商品の詳しい説明など、お客様のライフスタイルにあったアイテム探しをサポートします。