ママの体調は?
起こりやすい症状は?
妊娠12週頃からつわりは徐々に落ち着いていき、ほとんどの人が妊娠16週頃には治まります。高温だった基礎体温も落ち着き、だるさや熱っぽさがあった人も症状がなくなって楽に。つわりや体調不良が落ち着くと、これまで思うようにできなかった仕事や家事をどんどんこなそうとする人もいますが、頑張りすぎるのは禁物。あくまでも妊娠中は体に負担をかけすぎないようにしましょう。また食欲が回復するママも多いですが、体重の増えすぎには要注意。さらにホルモンの影響により骨盤がゆるみ、腰痛になりやすくなる時期でもあるので気をつけましょう。
ママのお腹の大きさは?
体重増加の目安は?
妊娠4ヶ月頃になると、子宮は新生児の頭の大きさ(子宮底長約12cm)ぐらいに。徐々にお腹のふくらみが目立つようになり、乳房も大きくなり始めます。つわりが終わって体重が増える人も多くなりますが、この時期の体重増加の目安は妊娠前に比べて+1~1.5kgほどと考えておきましょう。
妊娠4ヶ月
(妊娠12週、13週、14週、15週)頃の
お腹の赤ちゃんの大きさは?
成長の様子は?
赤ちゃんの大きさは、妊娠15週末頃で身長約15cm、体重約110g。キウイ1個分ぐらいの重さになっています。
妊娠15週末までに、赤ちゃんの脳や内臓、手足などの各器官の形成は完了され、機能も徐々に発達。皮膚は厚くなり、それまで透けて見えていた内臓や血管が見えなくなります。髪の毛も生えてきて、全身も産毛で覆われます。骨がかたくなって歯茎の中には乳歯ができはじめ、筋肉も発達し、細部がより人間らしくなってきます。手足をよく動かし、口を開いたり閉じたりし、指をしゃぶったり手の甲を吸ったり。おっぱいを飲む練習のような動きが始まります。また妊娠4ヶ月の終わり頃には、胎盤がほぼ完成。赤ちゃんは胎盤経由でママから酸素や栄養を受け取り、二酸化炭素や不要な老廃物を送り返すという循環が行われるようになります。
どんなことに
注意が必要?
胎盤が完成すると、赤ちゃんはママがとる栄養を受け取って成長するようになるので、つわりが治まったら栄養バランスのとれた食事を心がけることが大事。献立に迷ったら、おすすめはご飯、みそ汁、主菜、副菜とそろった「和定食」です。
外食のときもなるべく和定食を選ぶと、バランスのいい食事がとりやすくなりますよ。また体重管理も妊娠中のトラブルを防ぐために必要になってきます。体重が増えすぎると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高まったり、妊娠線ができやすくなったり。逆に食事を制限しすぎると、赤ちゃんに栄養が行かず低出生体重児になったり、ママが貧血になったりするので気をつけましょう。
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体重管理、どうした?
赤ちゃんのためとはいえ、いざとなるとなかなか難しいのが体重管理。それでも「お医者さんや助産師さんに注意されたから」、「体重増加の目安を知ったから」、などさまざまな理由で体重管理を心がけた人がアンケートでは7割を超えました。体重管理のコツは「食べすぎないこと」、「毎日体重計に乗ること」という基本が一番。また歩いて運動量を増やした人、食事内容を見直した人も多く、しっかり健康的に体重管理していた人が多いようです。
体重管理を心がけましたか?
そのきっかけは何ですか?
どのように体重管理をしましたか?
体重管理が自分では難しいという方は、アプリを使ったり、先生や助産師に相談するのもおすすめです。ストレスがかかりすぎない程度の食事制限や運動で推奨体重増加量を目指しましょう。
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この時期に
やっておくべきことは?
この頃になるとお腹がふくらみ始めたり、乳腺の発達により胸が張ったりするようになるので、服装にも注意が必要。体を締めつけると血行が悪くなってしまうので、マタニティウェアやマタニティインナーに切り替えるのがおすすめです。
またつわりが治まったら、歯科検診に行っておきましょう。お腹が大きくなると歯医者さんで治療の椅子に座っているのもつらくなりますし、赤ちゃんが生まれると育児にかかりっきりでなかなか治療に行きにくくなります。なお、歯周病は早産や低体重児のリスクを高めるともいわれているので、早めに受診しておくと安心です。
妊婦検診で問題がなければ、そろそろマタニティ用のエクササイズやスポーツに参加するのもいいでしょう。体重管理や健康維持にもつながる上、気分転換にもなり、同じ妊婦さんの知り合いを作って情報交換するきっかけにもできます。
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妊娠中の服選び
どうした?
アンケートでは8割以上の人が妊娠中にマタニティウェアを利用したという答えに。切り替えた時期は、お腹が目立って大きくなる妊娠5、6ヶ月頃が一番多数でしたが、妊娠初期から着たという人も。体を締め付けないことからつわりの軽減に役立てた方も多いのかもしれません。マタニティウェアのよさについては、「体を締めつけないこと」、「体型の変化に対応すること」という答えが最も多くなっていました。
マタニティウェアを着ましたか?
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いつ頃から着ましたか?
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着て良かったことは?
妊娠中だけしか着られないのにもったいない、と思っている人は、授乳口が付いたトップスやワンピースなど、産後や授乳時まで長く着られるウエアを試してみてはいかがでしょうか?妊婦になった実感がわくという精神的なメリットにも注目。一度着てみれば、その良さがきっと実感できるはず!
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パパができることは?
妊娠がわかってから、ママの体調が悪くなったり情緒が不安定になったりして、イライラしたり落ち込んだりする様子に戸惑っているパパも多いでしょう。女性は妊娠・出産で大きくホルモンバランスが乱れてうつ症状やイライラが現れることがあるので、「今はそういう時期なんだ」と受け止め、そばにいてママを孤独にしないよう心がけましょう。具体的にできることは、心配や不安などママの話をできるだけ聞くこと。またママのお腹が張らないよう重い荷物を持ってあげたり、家事も引き続きサポートして。一緒に妊婦健診や両親学校に行くなどして、妊娠や出産への理解を深めることも大切です。
またそろそろ赤ちゃんの性別もわかる頃。希望すれば医師から性別を聞けることが多いですが、夫婦で聞きたい・聞きたくないが分かれる場合も。あらかじめママと話し合って、夫婦で意見を統一しておきましょう。