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アカチャンホンポの人とストア

2024.1.15

Store

すべての抱っこ紐を
試着できるサービスを
長く続けている理由。

子どもを密着させて一緒に移動できる抱っこ紐は、あらゆる用途や要望に応えて機能を進化させるとともに、商品数も拡大を続けている。 アカチャンホンポでは古くからさまざまなライフスタイルに合った抱っこ紐を数多く取り扱い、売場づくりにも工夫を重ねてきた。その特徴のひとつが“全商品試着可能”。なぜこのようなサービスを行っているのか、バイヤーの岸井さんに話を聞いた。

岸井さん

People in the story

岸井さん

ママ・パパで使う抱っこ紐は
フィット感が一番大切。

岸井さんがバイヤーに就いたのは2022年。アシスタント時期を経て2023年から本格的に携わるようになり、売場づくりにも積極的に関わってきた。 豊富な品揃えをどのように訴求すればよいかと壁面を活かした高さのある陳列に、家の中・外でのシーン別レイアウトなど工夫を重ねてきたと言う。全商品試着可能は約15年以上前から続く独自のサービスなのだと入社後に学んだ。

すべての抱っこ紐が試着できるということは、それだけのサンプルを用意することになり、専用什器(じゅうき)が必要になるなど手間もコストもかかる。それでも止めないのは、抱っこ紐の購入にはフィット感が一番重要だと考えているから。 赤ちゃんの安全を守るものとして、ママ・パパが使うものとして、実際に着けて最適なものを選んでもらいたい。その想いがこのサービスを続ける何よりの理由なのだそうだ。

色や形の違いが一目でわかる壁面を活かした売場

壁面いっぱいに陳列している抱っこ紐売場。違いが一目瞭然で、ここから商品を選んで試着できる。

「出産前の安定期にママ・パパで来店されることも多く、ママにご希望の抱っこ紐を試着していただくのはもちろん、パパにもおすすめして使用感を確認してもらっています」と岸井さん。 これは、赤ちゃんと一緒の外出時にパパが使用するためだけでなく、出産前のこの時期に新生児サイズの人形と一緒に試着することで、父親になる実感と喜びが芽生えるきっかけづくりにもなっているようだ。

新生児の人形を使ってすべての商品の試着が可能

お出かけのときにはしっかりとしたホールド感を、自宅で使用する際は着脱が便利なタイプを、というように使い分けするお客さまも多い。出産前なら新生児の人形を使いながら、装着感の違いを確認して選ぶことができる。

後悔しない商品選びのために
接客を重視し、
試して選ぶ価値を高めていく。

お客さまにとって商品数が増えている分、選ぶのが大変になる。どこで、どんな風に使いたいのかに加え、重さや素材も大切な選択基準に。そのため、試着を勧めるだけでなくヒアリングも大事にしていると話す。「後悔しない、納得できる抱っこ紐に出会ってほしいと強く思っています。 ネットでは試着もできませんし、重量感もわかりにくいですよね。店舗でスタッフと話しながらとことん違いを感じてもらいたいです」。抱っこ紐を通じて親子が肌を寄せ合い、ぬくもりを分かち合う時間に笑顔と幸せを。その実現を全商品試着可能なサービスが後押ししていることは間違いない。

軽くて装着しやすいスリングも多彩

特に目が離せない乳児期には、あらゆるシーンに応じた抱っこ紐が必要なため、より軽い装着感のスリングのような抱っこ紐も多彩にラインナップ。

新生児の人形を使ってすべての商品の試着が可能

子どもの発達の専門知識を
活かし、
より良い育児環境を
つくりたい。

岸井さんは学生時代に幼稚園教諭と保育士免許を取得しているが、保育の現場に立つよりもアカチャンホンポで働くことを選んだのは「男性の育児参加を増やしたい」という想いをかなえるためだと話す。商品開発や売場づくりに専門的な視点を活かすことで、家族みんなが育児に参画しやすいより良い環境づくりに貢献したいと考えているのだ。

子どもの心身の発達過程は熟知しているため、この知見をベースに抱っこ紐の新商品開発にも関わった。

「バイヤーとしての経験は浅いですが、いつかこの手でヒット商品をつくりたい」と目標を掲げ、お客さまアンケートから開発のヒントを見つける努力も怠らない。抱っこ紐を実際に使っている方の声を活かすことが多くの人が求める商品になること、改良の余地は十分にあることを確信している。

たくさん試着して
あなたにぴったりな
抱っこ紐を。

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