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アカチャンホンポの商品

#17

2026.4.23

卒乳前後で揺れ動く
バストと心の変化を受け止める。

卒乳するバストを応援
ノンワイヤーブラ

妊娠から産後にかけて、バストはカタチもサイズもめまぐるしく変わる。そのためマタニティブラにはさまざまな種類があるが、実は“卒乳期”のためのブラは少なかった。 「卒乳するバストを応援 ノンワイヤーブラ」は、まさに卒乳前後のバストの変化を受け止めるために誕生した商品だ。世の中にほとんどなかった商品の開発に取り組んだ経緯を、バイヤーの小林さんに聞いた。

小林さん

産後のバストは“何か変”。
言語化できない悩みから
ブラ開発がスタート。

小林さんは育休から仕事復帰するにあたり「装いをきちんとしたくてインナーを新調しようと思ったのですが、なんだかレディースブラが合わなくなっていることに気付きました」と話す。 自身が“ブラ難民”になった経験から、マタニティインナー担当に着任してすぐ、社内の先輩ママとの座談会を実施してリアルな声を聞いた。そこで分かったのは、多くのママが産後のブラ選びに悩んでいたという事実だった。「ブラがフィットしないというか…。みんな言語化できないもどかしさを抱えていました」。

赤ちゃんのいる暮らし研究所のメンバーとの打合せ風景

マタニティインナーの共同開発を行っている株式会社ルシアンのデザイナーと、社内の産後ママとの座談会を実施。その後社内の調査・研究機関「赤ちゃんのいる暮らし研究所」とともに開発を進めた。

産後のバストがどう変化するのか、徹底的に調べていくと、違和感の正体が見えてきた。マタニティ期は乳腺の発達によりバストが横に広がり、サイズは1〜2カップ、アンダーサイズも1 サイズ大きくなり、重さも約 1 キロ重くなるなどボリュームアップする。そして産後、授乳が落ち着いてくるとボリュームダウンしていくのだが、バストを支えていた靭帯が伸びる、横への広がりが戻らない、ハリがなくなるなどの変化が起こるため、産前と同じブラではフィットしない人が多いのだそう。 「出産に向けて大きくなる胸を支えるブラはあるのに、授乳期後小さくなっていく胸のためのブラはない、この状況をなんとかしたい」と考え、産後に特化したブラ開発に着手した。

授乳のしやすさも、
卒乳後の補整力も諦めない。

さっそく共同開発をしている株式会社ルシアンから、授乳しやすいクロスオープンタイプにサポート素材を用いた試作品が届く。先輩ママにも意見をもらうと「産後すぐは胸が張るから、あまり締めつけたくない」「授乳回数が減ってハリがなくなっていくバストをしっかり支えたい」「卒乳後も使えるものがいい」との意見が。 そこで、産後どのタイミングでバストの変化を感じるのか、産後ママへのアンケートを実施した。

納得できるまで何度も試作を重ねる

サポート素材でバストを支え、脇高設計でシルエットを整えるデザインで開発を進めた。試作の度に自ら着用し、使用感を確認した。

アンケートの結果、バストの下垂などの悩みが顕著になったのは産後9カ月以降。ちょうど保育園入園や仕事復帰、それにともない卒乳を考えはじめる時期と重なった。「私自身、卒乳前の仕事復帰でしたが、フィットしないブラでの外出は落ち着かないものでした」。 こうした背景から、産後の中でも特に“卒乳する時期のバストのために”という方針が決まった。しかし、卒乳と言ってもその前後でブラに求める機能は異なる。コンセプトが明確になったことで開発はさらに難しいものに…。

小林さん

卒乳前は授乳機能に加え、サイズダウンしていくバストへのフィット感も欠かせない。卒乳後は補整力が重要だが、授乳をやめると一時的に胸が張ることもあり、締めつけが強いと胸のトラブルになることも考えられる。 課題解決のヒントになったのが、ナイトブラによく使われるフロントホックだった。「これなら時期に応じてホールド感を変えられる。見た目にも調節できることが伝わりやすい」と直感。さっそく改良に取り掛かった。

フロントホックでホールド感を調節
着脱可能なパッド

フロントホックを採用し、卒乳後も長く使えるように、着脱できるパッドも追加。外出時はフロントホックをしめてパッドでシルエットを整え、家ではホックをゆるめてパッドも外すなどの調節が可能。

着用時は背中側のホックでバスト位置を安定させ、フロントホックでバストの横流れを防いで寄せ上げる。このダブルホックデザインによって、授乳期間中はやさしく、卒乳後はしっかり支える、まさに「変化するバストに寄り添うブラ」が実現した。

デザインは、広い世代のママが好みに合わせて選べるよう、落ち着いたベージュとかわいらしいピンクの2種類とし、同デザインのショーツも展開。「機能だけでなく、レディースブラを選ぶときのようなうれしさも感じていただけると思います」と話す。

変わり続けるバストに合わせて、
調節できるブラが完成。

こうして誕生した、アカチャンホンポ初の産後のための卒乳ブラ。社内では「自分の育児中にこんな商品が欲しかった」という声があがったという。 小林さんのこだわりは、ネーミングにも込められている。卒乳時期はママと赤ちゃんによって異なるが、周囲と比べて焦ってしまう場合もあるのだそう。だから、“卒乳”ではなく“卒乳するバスト”を応援。商品名一つとってもプレッシャーにならないように心がけた。

店頭風景

卒乳は子育ての節目の一つ。授乳という赤ちゃんとママの特別な時間が終わってしまう寂しさも、成長へのよろこびも、すべての気持ちを余計な悩みなく感じられるように。そして、新たなステップへと前向きに進んで行けるように。 このブラが卒乳期の心とバストの変化を受け止め、ママに寄り添う存在になることを小林さんは願っている。

小林さん

#17

People in the story

小林さん

Products

卒乳するバストを応援ノンワイヤーブラ

卒乳するバストを応援
ノンワイヤーブラ

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