妊娠中はバストのサイズが急速に変化していく。アンダーはワンサイズ、カップは1〜2カップほどアップするのが一般的で、この大きな変化に対応できるようマタニティインナーも進化してきた。 その代表格が、伸縮性のある肌にやさしい素材で、つけ心地がラクなハーフトップ。ところが最近、ハーフトップを超える勢いで「シルエットキレイ ノンワイヤーブラ」の人気が高まっているそうだ。いまなぜこのブラジャーが注目されているのかを、バイヤーの井上さんに聞いた。
アカチャンホンポの商品
2023.7.14
体調が落ち込むときこそ、
かわいいインナーで
気分もスタイルもUP!
ママラボ シルエットキレイ
ノンワイヤーブラ
かわいいブラを諦めたくない。
特に妊娠初期の女性の思いに
目を向けて。
マタニティ期は体調が不安定で、からだを締め付けないブラジャーが求められる。そのため、多くのマタニティインナーの売場では、デザインよりもラクさを優先したハーフトップが中心。グレーやベージュなどのベーシックなカラーが並ぶ売場が定着している中、社内でとある気付きが芽生えた。 「妊娠したからといって、かわいいブラジャーを諦めたくない人は多いはず」。従来から販売していた「シルエットキレイ」シリーズのデータを見ると、ハーフトップの購入層と比べて若い世代が多く、購入タイミングも妊娠5カ月頃と早めの傾向にあることがわかった。
「これまでと同じようにかわいいブラを着けたい」、「おなかが目立たないうちは、ファッションをすっきり着こなしたい」。 妊娠中でも仕事を続ける女性が多いこと、妊娠初期ではそれほど服装に変化がないことなどから、女性たちの思いを感じ取る。そして、「シルエットキレイ」シリーズの見直しに着手。
カップの大きさへの
驚きにも対応した
丁寧で繊細なデザイン。
ノンワイヤーブラのデザインは、「くすみカラーをベースに、ボタニカルな印象の柄を合わせるなど、ギャザーレースによる上品さとともに、ナチュラルなかわいらしさを感じられる仕上がりになっています」と話す。 マタニティインナーとは思えない上質なデザイン感。細かな柄の配置や配色に一つひとつこだわり、時間をかけて何度もデザインの調整を繰り返している。
カップ上辺の縁取りにも意味がある。マタニティのブラジャーは、変化するサイズに対応し、乳腺を圧迫しないようにするためカップが大きめになり、最初に購入する際に「こんなに大きいの!?」と驚く女性が多い。そのため縁取りをすることによってカップが大きく見えないように工夫している。
横に広がりがちなバストを
収めてスッキリシルエットに。
このブラジャーの特徴はかわいらしさだけではない。妊娠するとバストは横に広がっていくため、共同開発の(株)ルシアンによる着用試験を何度も行い、調整。 カップ内のパワーネットによってバストを中央に寄せ、ストラップで引き上げる仕様にしている。その結果、上半身の広がりを抑え、スッキリとしたママラボ独自のシルエットを実現している。
落ち込みがちな
時期だからこそ、
好きなもので気分を上げて。
妊娠すると、幸せな気持ちとは裏腹に体調もメンタルも落ちやすくなり、我慢を強いられることが増えてしまう。そのマイナスの状況を少しでも変えたいと話す。 「かわいらしいものや好きなものを身につけるだけでも気分は上がります。必要な機能はしっかりと残して、インナーを選ぶ、着ける楽しさをもっと広げていきたいです」。世の中の流れにとらわれすぎず、つねに女性の胸の内を見つめることをこれからも大切にしていくのだろう。
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People in the story
井上さん
Products
ママラボ シルエットキレイ
ノンワイヤーブラ
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